2010年の2月5日に投稿している、この記事が、いまでも愛されている証拠には、ココアのアルカリ処理について詳しく話していることが、言えるのかもしれません、実際に見て、味見する料理教室の素晴らしい様子がこの投稿からも伺えて嬉しくなりました。 適宜修正して、新しいブログに移動してみました。 色褪せない素晴らしいスウィーツです。
奈津子さんのマクロスウィーツクラスが、私の自宅で行われました。 お陰さまで、7名のご参加があり、日本からひと月ほどリフレッシュ&スキルアップ休暇でこられている方も生徒さんの中にいらっしゃったり、NYへご主人様の転勤でいらしたばかりの方もいたり、遠方より足を運んでくださった方も!本当にたくさんのご参加で、私もとても嬉しい!、楽しい!、美味しい♡一日を過ごさせていただきました。
チョコレートを愛する人間には本当に嬉しい内容のクラスでした。
今日のクラスでは5品のスウィーツを作りましたが、
ココアパウダーについても勉強する一こまがありました。
皆さん、ココアパウダーにはアルカリ処理したものとそうでないものがあるのをご存知でしたか? アルカリ処理する製法のことを別名ダッチプロセスといいますが、これは酸性が強いカカオ豆にアルカリを加えることにより、パウダーを中性に近くしていって、苦みや渋みがおさえられ、飲みやすくまろやかなココアパウダーにするものです。
奈津子さんも用途によって、使い分けをされていました。
製品のラベルに確かにアルカリ処理していると記載されています。
粉の色からも違いがわかります。 アルカリ処理されていると、色も濃くなっているのに対し、アルカリ処理されていないものは、少し薄い色で、渋みも苦みも残っています。
ホットココアの飲み物にするためには、渋みや苦みを取り去り、水分と混ざりやすくする必要があったので、この製法が発見されてからはホットココアはこの製法が世界のスタンダードなんだと、詳しく書かれたサイトを発見しました。 そこで、チョコ好きな私にとって朗報だったのは、ココアには赤ワインよりたくさんのポリフェノールが含まれていること、テオブロミンというココア独自のホッとした気分にさせる成分があることで、カフェインに似ていますが、刺激は少ないということ、ミネラルと食物繊維が豊富であることでした。 だから夜ホットココアを飲むといいというのは、理にかなっているんだなとちょっと思いました。 カフェインがないけれど、陽性の要素が多いので、飲んだあと落ち着くのかなあと。
クラスでは見ながら、味見しながら、質問をしながら習得することができますが、今回のクラスも簡単ながら美味しいスウィーツが奈津子さんの魔法の手ですいすいっと出来上がっていきました。
見た目も、味も大満足の品々でした。
今回はキャロブのスウィーツも紹介しています。 キャロブはいなご豆を粉にしている豆製品なのですが、チョコの味に似ていることから、代用品として利用されています。 チョコ好きな私には、キャロブはチョコの代用にはならないと思いますが、キャロブはキャロブとして楽しむことができます。 チョコと思わせず、キャロブ自身で勝負している今回のスウィーツは、美味しく堪能することができました。
大満足のバレンタインに近い今月にぴったりのクラスでしたね。
奈津子さん、ありがとうございました~☆