
先日、料理リレーに参加しました。
日本でも自宅待機措置がはじまり、
お家ごはんの機会が多くなってきたのを機に、
料理研究家の脇 雅代先生が発起人となって
スタートした料理リレーに参加するご縁をいただきました。
身近な食材で作れる簡単なレシピということで、
この機会に健康的な手作りの意識が高まったら良いなと思いまして、
きび(英語でMillet ) のレシピを考えました。
イネ科の雑穀のきびは、もちきびが日本では人気ですね。
栄養が豊富で、ビタミン、ミネラルたっぷりです。
マクロビオティックで利用されている食材の多くに、
乾物や伝統的な発酵調味料たち、そして穀物がありますが、
これら全ては、通常常温で保存でき、このような時は大活躍すると思います。
今の生活にうまくアレンジして取り入れる機会が増えたら
免疫力も健康も上がること間違いなしですね。
『アレンジ多彩な、ミレットと野菜とドライフルーツ煮』
【材料】
● きび(ミレット)1 カップ
● お好きな野菜 今回は、さつまいも 1個〜2個(サイズに合わせて)
(サツマイモを使いましたが、人参、大根、かぼちゃ、里芋、ジャガイモ、芋類や根菜的なものならなんでも大丈夫です。)
● りんご 小1個、大なら半分 でも、なくてもいいです。これは好みで。
● お好きなドライフルーツ 大さじ2〜3
私は自然な乾燥ドライマンゴーを使いましたが、なんでもよいし、きびを炊いた後で入れるのでも大丈夫です。
● 水 2カップ強
● 塩 少々 → サツマイモとリンゴに振るそれぞれひとつまみ。
【作り方】
1、 きびを洗って、最低2時間以上浸水する。 前日に準備できるのなら、一晩でもいい。
2、 さつまいも、りんごはそれぞれ2センチほどの角切りにして、
それぞれ、ひとつまみの塩をふってまぜておく。
3、 ドライマンゴーを入れる場合は、これも四角くハサミで切っておく。
干しぶどうや、サイズが小さいドライフルーツはそのままでいい。
4、 鍋に浸水したきびを水切りしてからいれて、ドライフルーツ、サツマイモ、リンゴを重ねていれる。
5、 倍量の水をいれ、蓋をして、沸騰したら、弱火で10分〜15分炊く。 浸水時間が短いと調理時間が少しも長いかも。
6、 火を止めたら10分ほど蒸らしてできあがり。
7、 出来上がったものを温かいうちにそのまま食べると自然な甘さを楽しめますが、
その上に少し玄米米飴やメープルシロップ、アガベ等少しかけてみるとスウィーツ感が高まります。
さらにお気に位入りのナッツやシードをかけてもいいです。

【オススメなアレンジとポイント】
● 食材は良質であるほうが、味の違いがわかります。 特にドライフルーツは添加物や糖分が足されていないか注意してください。良質のドライフルーツがないなら、入れなくても大丈夫です。
● たくさんできるので、冷めたら冷蔵庫で保存して、そのまま食べるよりも温めて、水や豆乳、アーモンドミルク等を自由にいれて、温めて食べるのがオススメです。
● ナッツやシードを入れて、体を冷やさず、基礎体温をあげたい人にオススメな朝食になります!
以下、脇先生からのメッセージの抜粋です。
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世界中が危機感であふれている毎日です。おうちで過ごす時間が増えた皆さんと 料理でつながることができたらと思い≪料理リレー≫を試みたいと思います。いつもお家にある材料で簡単に作れる一品をリレー形式で紹介します。わざわざ買い物に出なくても済む料理作りのヒントになれば幸いです。料理を生業とする私達から、ご覧いただいた皆さんがハッピーになることを願って
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こちらの、YouTubeで作り方を投稿してみました。
自宅で内観する時間を過ごしていますが、
私にとって、ヘルシーで優しい料理をすることが自然と好きなんだなと
思わせる日々でした。
動画の中でも話していますが、
自宅待機が続く時に、お野菜を主体として、ビーガンに近い食事を構成するのは
非常に理にかなっていると思います。 なぜなら、動物とちがって、植物は動かない生き物です。 その落ち着いた、しっかりと根をはって、動じない生き方は、まさに今の落ち着いて「待つ」「内観」する状況には、とても合致しています。